ブックレビュー:「愛しのペンギン」
2001年発刊
角川書店
原著:ロン ナヴィーン
翻訳:西田 美緒子
著者のロン・ナヴィーンは、ペンギンの生息状況を調べる傍ら、フォト・ジャーナリストとして活動している。そんな氏の観察記録から、ペンギンたちの現状、厳しい現実の話などを展開しつつ、氏のペンギンを愛でる情熱がたっぷり綴られている。対象になっているペンギンは主にアデリー属のペンギン。アデリー・ヒゲ・ジェンツーの3種。
ポエム的な表現と記録表現との併記に差異が感じられる部分があり、若干読み辛く感じるところがあったので、小説・詩的な文章と記録・データの分析とをもう少しうまく整理して書いて欲しかった。
でも、本書を読んで自分もペンギン/南極/自然の素晴らしさ、大切さを伝える「南極大使」の一人になりたいと思いました。
お気に入りの一節はジェンツーペンギンの雛とのランデブー。好奇心旺盛の雛と戯れた幻想的なひと時の経験の話がとても羨ましく、その感動を自分も味わってみたいなとワクワクした想いを与えてくれます。
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コメント
覚えていらっしゃいますか?
mixiからきました、さきです。
この本、読んでみたいです。
ぜひ書店に行って、パラパラとしてきます^^
気に入ったら、買っちゃうかも。
ペンギン、可愛いですもんね^^
投稿: さき | 2005/07/14 19:19
ど~も~。コメントありがとです^^
この本もオススメですが、前にレビュー書いた「ペンギン、日本人に出会う」もいいですよ。是非是非読んでみてください。
投稿: 本人>さき | 2005/07/14 20:17