ハウルの動く城
昨日「ハウルの動く城」早速見てきました。
さすが宮崎作品、作りこみに関しては素晴らしい!
だけど、全体的な仕上がりとしてはちょっと期待外れだったかな。
宮崎監督作品という事で毎回最高の出来を求められるので
常にそれに応えるのは難しいとは思うけれど、
今回の「ハウル」は宮崎監督のイメージボードをそのまま無理矢理
フィニッシュワークまで持って行ってしまっただけという印象を受けました。
一本のストーリー・映画作品としては洗練されておらず、
ストーリーが中途半端で未完成感が否めません。
「動く城」の作りこみに力を込めているのは分かるのだけれど
話をどこにもっていきたいのか、中途半端で過去の作品の寄せ集め感がします。
戦争というところでは「ラピュタ」(城や戦艦など表面的なところも)
魔法使い、魔物というところでは「魔女の宅急便」「千と千尋」
これらをちょっとずつ足して、すごい城の映像を頑張って作りました。
という風に見えてしまいました。
辛口なコメントになってしまいましたが、
尊敬する宮崎監督、大好きなジブリ作品だけに
ついつい毎回最高のものを期待してしまうんですよね。
また次回作期待してます。
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コメント
ハウル110万人動員だってね。すごいんだね。相変わらず。私は実は、アンチ宮崎だったんで、彼の作品を見るようになったのはホントに最近。熊野から帰って千尋を見たら、少しあの世界がわかるようになったみたい。
ノルシュティン監督の“霧のなかのはりねずみ”って楽しいよ。今度しか家で見せてもらおう。{/kame/}
投稿: みつばこ | 2004/11/23 22:34
うぉぉ。アンチ宮崎ですか・・・。
う~ん。みつばこさんの趣味・性格からすると分からんでもないな・・。
ワタシはもともと絵とかマンガ好きだったので、宮崎さんのアニメーション・マンガには大きな感銘を受けて、人生に多大な影響を受けました。
宮崎さんは尊敬できる人なんです。それだけに期待するものが大きくて、辛口批評になってしまう。
投稿: bamboo | 2004/11/24 11:02