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2005/03/29

ゴッホ展<東京国立近代美術館>

goho3月27日(日)、ゴッホ展を見にいきました。

知名度の高い作家で、またメジャーな美術館で、宣伝も結構している。
これは混雑間違いないなと思い、比較的空いている午前中を狙ってお出掛けする。

しかし、思惑は脆くも崩れ去った。会場についてみるとチケット売り場に行列が・・・。
前売り持ってたので、その場はすんなり回避できたが、なんと会場の入り口で立ち往生。
なかなか前に進まない・・・。

毎回、この手のメジャーな展示の時に思うのだが、なんで来場者数を見越した誘導路や展示レイアウトができないのだろう。スペースが狭いなら狭いなりの工夫して欲しいものだ。この展示レイアウトを決定している人間は、きっと一般閲覧者と一緒に展示を見ていないのだろうし、そんな事お構いなしなんだろうな。来場者数が稼げればそれでいいくらいにしか思ってないのだろう。

と、まあ、会場についての愚痴はこのくらいにしておいて、肝心の展示内容のほうはと言うと、正直ガッカリでした。
ゴッホの作品の少ないこと。これは致命的・・・。代表作もほとんどない。ゴッホが影響を受けた参考作家・参考作品などとうまく組み合わせて、展示のテーマ・趣旨という面では形になっているものの、なんといってもゴッホの作品が影薄くて、ゴッホ展としては名折れの内容。 10年くらい前だったかな・・。「ジャポニズム展」という展示があったんだけど、その展示は特定の作家の展示ではなく、日本美に影響された作家達というテーマの展示だったが、これはとても良かったと記憶している。今回のゴッホ展はそれに比べてもはるかに見劣りする内容でした。

大体、常設展示のほうのスペースのほうが広いんじゃないかな。また、会場の愚痴になってしまうが、
予算やコネクションの都合で、そんなに大量の作品を借りてこられないのでしょうけど・・・。
それだったら、せめて会場の展示レイアウトや誘導を工夫したらいいのにと思う。例えば、先に常設展示のエリアを通ってからゴッホ展の会場に到達するとかね。入り口で立ち往生しているの見てなにか処置を施そうとか感じないんですかね・・・。

とまあ、展示内容良くなかったので、愚痴ばっかりになってしまったけれど、今後の日本での美術展がもっと努力・創意工夫されることを切に祈ります。

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コメント

TB有り難うございます。

ゴッホ展、行かれたのですね!
行こうか迷っていたところですが、どちらにせよあまり期待しないでいった方がよさそうですね。

人気の展示会は、ホントいつも込んでいて、人の頭を見に行った気になります・・・(笑)。

投稿: うっちゃん | 2005/03/31 22:47

TBありがとうございます。
こちらからもTBさせていただこうと
思ったら重複してしまいました。
ごめんなさい。

恐れ入りますが、1つ削除して
いただけますでしょうか。
宜しくお願いします。

投稿: FLUFFY | 2005/04/01 00:43

TBありがとうございます。
それにしてもゴッホ展、すごい人でしたね・・・

投稿: K-FUNK | 2005/04/26 23:34

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