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2006/09/17

映画:X-MEN Final Decision

X-MEN
X-MEN Final Decision

X-MEN シリーズの3作目、最終作となる作品。
前作でヒロイン「ジーン」が自ら犠牲となり、同志を助けるという悲しい結末から一転。本作ではそのジーンが蘇るところから話が進んでゆく。そして鍵となるのはミュータント治療薬「CURE(キュア)」の開発。キュアを巡って人類vsミュータントの戦争という構図で戦いが始まっていく。戦争を阻止しようとするウルバリンらX-MEN同志らとマグニート率いるミュータントの戦い、そしてジーンとウルバリンの愛行く末、その結末はいかに・・・。

さすがハリウッド映画という感じで映像迫力は満点。ストーリー展開も面白く、久々に文句なしに楽しめた映画でした。

<!--- 注意!ここからネタバレになります。--->
プロフェッサーことチャールズの死。これがまず衝撃でしたね。この先どうなるんだ!?と強烈に話に引き込まれました。

本作のメインテーマ「世界を救うか愛を選ぶか」という究極の選択。最後にウルバリンがジーンと対峙する場面がクライマックスになる訳ですが、この結末が意外で衝撃でした。まさか殺してしまうとは・・・。

確かにサイクロプスとチャールズの2人の同志を殺し、開放された邪悪な人格がさらに暴走を続ければ危険な存在ではあるのだけれど、躊躇い無くやっちゃったかな~と。ま、それだけに意外な展開にあっと言わされた訳ではありますが・・・。でもね、マグニートに打ち込んだ「CURE」の注射、4本くらいだったと思うのですが、あれをジーンに半分使うって発想はなかったのでしょうかね?なにも殺してしまわなくてもねぇ。

ジーンの2重人格はそのままだとしても「力」が失われれば脅威ではなくなるわけで、2人を殺めてしまった罪の償いを背負わせながらウルバリンが愛で守ってあげる・・・ってのが最良なのではなかったのかな~。でもローグの選択・行動は正しかったと思う。人の役に立たない望まない能力は苦悩以外の何物でもないわけで、力と共存ができない他のミュータントもCUREを使うのは賢い選択だと思う。

最後に力を失ったはずのマグニートがチェスの駒を揺らすシーン。CUREは全ての力を奪うことができないのか、徐々に力は回復してしまうのか、どちらにせよ「ゾクっ」とさせる思わせぶりなエンディングもなかなか良かったです。


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