東博の続き
東博でレオナルド・ダ・ヴィンチ展を観たあと、館内のミュージアムショップを観て廻る。そこでこんなネクタイ見つけました。
「尾形光琳の波模様プリント」ネクタイ \3,990
ちょっと前まではネクタイなんぞ全くする事がなかったのですが、職を変えてからスーツ着用なのでネクタイ常用になったのです。ブランドものにはさらさら興味はないのだが、こういった洒落たデザインにはつい惹かれてしまいます。思わず衝動買いしてしまいました。(^^;
でも、この柄、よっぽどのマニアでないと分からないんじゃないかな~。尾形光琳作「八橋蒔絵螺鈿硯箱」の内部に金蒔絵で描かれている模様なのです。ワタシは仕事でまさにその「八橋蒔絵螺鈿硯箱」の紹介webコンテンツを作っていたので、この作品に詳しく、思い入れがあるのです。 他にもこういった工芸品に用いられている模様のアレンジ商品がいろいろ出してくれると嬉しいな・・・。
で、博物館を出た後、時刻は4時頃。動物園行くには時間が遅いので、そちらは断念。なのでもうひとつ思い入れのある場所へ足を運ぶ。そこは東京芸術大学。上野公園敷地内のはずれにあります。昔、油画をやっていて画家を目指して芸大受験で5年浪人したのです。 神妙な思いで何度も足を運んだものでした。結局断念し、デザインの専門学校へ進みましたが、これはこれで貴重な青春時代だったなと思う。
それからもうひとつ、芸大とは因縁があって、私の曽祖父が彫刻家で、芸大創立者の一員だったということ(今年芸代は創立120周年/創立当時、東京美術学校)。キャンパス敷地内には創立者らの銅像があるのです。
曽祖父の銅像
久々にその銅像へお参りに行ってきました。「千の風」じゃないですが、ここに眠ってる訳じゃないんですけどね。
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