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2007/11/10

映画:バイオハザード III

Biohazard
バイオハザード

週末ボウリングの帰り、今日は雨天で午後ペンギンは断念。で久々に映画でも観ようかと市川ニッケコルトンプラザのTOHOシネマズへ。公開始まったばかりの「バイオハザード III」を観てきました。

最近、IとIIがテレビで放映されてたので、なんとなく観たのですが、う~ん。中途半端なアクション・ホラー映画というか・・・。まぁ、元々ゲームの設定のために作られたストーリーに肉付けされたものですからね。いろいろ理不尽なところを感じてしまうのは仕方ないでしょう。

そもそもの話にはなってしまいますが、ウイルス感染・発症した「アンデッド」は、記憶・理性が消え、思考能力は無くなり、「食」の本能だけで動く・・・。という理屈になってますが、なぜ襲うのは生きている人間なんでしょう?アンデッド同士で共食いしない理由が分からない。

アンデッドには、感染成否を判別するだけの思考能力は無いはず。嗅覚・味覚で「未感染」を感知し、襲うのだとしたら「本能」と片付けてしまうのは無理があるのではないでしょうかね~。犬が他の動物に対して噛み付き襲うのは本能だというのは分かるけど、人が人に対して噛み付き襲うのは本能じゃない。ゲームのための都合ですね。

未知の怪物・怪獣。理性を失った半死人の「アンデッド」相手なら自己防衛のために銃撃・攻撃は許される。そういった考えがアクションシューティングゲームの根本にはあります。動物・人間には「闘争本能」があり、それが膨らんで「戦争」が起こる。その戦争のために「生物化学兵器」の開発~事故によるバイオハザードが発生。ゲームを楽しむ人~ゲーム設定のためのストーリーの間には実は「闘争本能」という連鎖がある。

こういう事を考えはじめると、戦争は無くならないのだなと痛感するのでした。

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