岡倉天心展<東京上野:東京芸術大学美術館>
岡倉天心展
ムンク展を観た後、同じ上野にある芸大の中の展示「岡倉天心展」を観てきました。
有名な芸術家・彫刻家ですから、ご存知の方も多いでしょう。日本における芸術教育の開拓者の一員という立場でもありました。(現、東京芸術大学の前身「東京美術学校」は、120年前に創立。天心はその当時の教授・教官らの一員)
本展は、その東京美術学校での軌跡から氏の芸術に対する理想をテーマに、関連する作家の作品など175点により構成されている。芸術の歩み・伝統がひしひしと感じられる展示となっていました。
こういった事情に詳しく、興味があるのは、実はワタシの曽祖父は彫刻家で、この岡倉天心の元、東京美術学校創立時の教官の一員を担っていたという繋がりがあるからなのです。曽祖父の名は「竹内久一」。本展にも木彫の作品がいくつか展示されています。展示の中の掲示にもありましたが、天心からかなり高い評価をされていたという。
自分は油絵でこの芸大を目指していたのだけれど、結局、途中で断念。現在は制作活動らしきことは全くやっていない。いかんなぁ・・・と思いつつ、なかなか行動が興せない自分が歯がゆい。
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