[陶芸日記]2009年6月13日
ここ最近はペンギンとちょっと離れたものを作っています。大きめの花器を作成する為の試作をいくつか行ってます。秋に花器の公募展があるという事でそれに応募する為の準備です。使った事のない土・釉薬の焼成具合、整形の手法などなど。その一環で作った湯呑みが仕上がりました。
整形はたたら造りでシンプルな造形。土は、信楽赤土と鉄赤土をブレンド。釉薬は鉄赤と砧青磁を掛け分け、還元焼成。メタリックな質感・色味を想定していたのですが、思いの他「赤」が出ました。これはこれで奇麗ですけどね。ちょうど砧青磁の青緑色が補色っぽい配色になっていて面白い仕上がりになりました。これは父の日のプレゼントにするかな・・・。
で、今週もまた別の試みで制作しました。半磁土を使い、先に全容の形を整形し、後から中を削り出す「くりぬき」をやってみました。 整形自体は問題なくできそうです。あとは本チャンの作品の形状をどうするか・・・もうちょっと練って決めようと考えているところです。
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