長崎旅行2日目。朝から一日ペンギンを堪能するためにペンギン水族館を訪れる。
9時開館に間に合うべく早めに宿を出発。なぜこんなに急ぐかというとスペシャルイベントの「エサやり体験」(先着30名)の整理券をGetする為なのでした。
目的地に向かうバスに乗り、9時を少しまわった時刻に目的地に到着。慌てて入場券を買って受け付けへ行くと、まだありました整理券。よかった~開館前に並ぶつもりがちょうどいいバスの便がなく、ヒヤヒヤしていたのでホッと一安心。
そしてゆっくりとペンギン鑑賞。入ってすぐのところに水槽を眺めるキングペンギンの模型が....。
うわぁぁ。かわいい。これ欲しい(笑)
チビッコ達もこれ見たら大喜びでしょうね。うまい演出です~。
これで一気にペンギンワールドに引き込まれます。
この模型が眺めているのは亜南極ペンギンプール。南極周辺の寒いところに住むペンギンたちが見られます。キングペンギン、イワトビペンギン、ジェンツーペンギン、マカロニペンギンの4種類。
ジェンツーペンギン。
頭の白いバンドのような模様が特徴。
イワトビペンギン。
整髪料のCMでお馴染み、頭ツンツンしていて気性が荒いのが特徴。
マカロニペンギンはイワトビペンギンと同属の種でよく似ています。眉毛(冠羽)の色(黄色)がイワトビより濃く(オレンジ)、くちばしの付け根のピンクのふちどりが特徴。(遠くにいたので写真は撮れず残念)
キングペンギン。
映画で一躍有名になった皇帝ペンギンと同属の種。皇帝ペンギンより一回り小さく両頬の黄色の斑点の色が濃いのが特徴。
そして次は、オーストラリア・ニュージーランドに生息するペンギン「コガタペンギン」のゾーン。
ペンギン全18種中、最小の種(同属ハネジロペンギンもほぼ同じ)。小さく愛らしい姿なので赤ちゃんペンギンと勘違いされる人が多いですが、れきとした大人のペンギン。
室外には温帯ペンギンゾーンがあり、フンボルト属3種がいます。この3種はパッと見とても良く似ています。
フンボルトペンギン。
胸のラインは一本。くちばしの付け根の皮膚の露出が特徴。
マゼランペンギン。
胸のラインが2本なのが特徴。
ケープペンギン。
胸のラインは1本。目の上からくちばしにかけての肌の露出が多いのが特徴。
フンボルト属の3種が同時に見られるので、違いを見比べられるのがいいですね~。
ペンギンのゾーンのほかにも魚など他の「水族」の水槽もあります。...が、ワタシは今回ペンギンメインで来ているのでさらっと流し見た程度で済ませちゃいました(^^;。
そのほかにもペンギンに関する展示がいっぱい。中でも目を引いたのが「剥製」。ここの施設で飼育され、世界最長記録を打ち出した、皇帝ペンギン「フジ」。キングペンギン「ぎん吉」。日本初の飼育二世ペンギン「ペギー」。キングペンギンの長期飼育・繁殖もすごい事だと思いますが、何より極地ペンギンの皇帝ペンギンの最長飼育記録というのがすばらしい。スタッフの並々ならぬ努力があったのでしょうね。
皇帝ペンギン「フジ」の剥製
キングペンギン「ぎん吉」の剥製
キングペンギン「ペギー」の剥製
一通り見終わった頃、11時30分。いよいよお目当ての体験イベント「エサやり体験」の時間です。昨年、掛川花鳥園でエサやりを初体験して以来2度目のエサやり体験。掛川では5~6羽のケープペンギンに囲まれての給餌だったのですが、ここ長崎では2~30羽のフンボルトペンギンの群れに入っていっての給餌でした。
いや~すごい!すごい迫力です。嬉ぃ~!!!感動で涙が出そうです。鯵が5、6匹入ったバケツを渡されて自由に給餌できます。気が付くと前後左右、周りにびっしりエサをねだる子でいっぱい。じらしていると「くれ、くれ!」ってズボンを突付かれます。
あぁ。突付かれて幸せ~。.....なんて思うのは異常なんでしょうかね(^^;中にはチビッコがビビっちゃって、わんわん泣きだす子も出るありさま。そりゃ、自分と幾分も背が変わらない鳥に囲まれて突付かれたら普通は怖いわな(^^;
エサやりを満喫した後、館外の売店で昼食を摂り、午後のイベントに控える。午後一番のイベントは「キングペンギンのパレード」。
キングペンギンのパレード。
すごい。距離が近い!!
昨年1月に上野動物園でキングペンギンのパレード初体験した時には、来園者多すぎて間近では拝めず仕舞い。しかし、今回は目の前、手を伸ばせば触れられる距離感。うわぁ。触りたいぃぃ。突付かれてもいいから~。でもここはグッと我慢。
一羽だけパレードに混じってたジェンツーペンギンがいて、この子がすばしっこく、パレードのスペースをところ狭しと右往左往駆け回る。そしてなぜかワタシが陣取っているライン際へ2度3度と接近してきてくれました。手を出して捕まえちゃいたい衝動に駆られますがこれまたグッと我慢(^^;。
その直後、今度は「タッチング」のイベント。フンボルトペンギンに触らせてもらえます。
フンボルトペンギンにタッチ!
写真はスタッフの方にお願いして撮ってもらいました。
係りの人がペンギンが噛み付いたりしないよう顔を押さえているので、なんか無理矢理触ってる感が否めません。ムツゴロウばりにわしゃわしゃ触れるわけではなかったですが、それでも触れて良かった~。
最後のイベントはGW限定。「キッズペンギンとハイ!チーズ!」フンボルト雛との記念撮影イベントです。雛が元気でちっともじっとせず動いちゃうので係りの人が押さえているのが大変そうでした。
フンボルトペンギンの雛。
蝶ネクタイでおめかししてます。
触ってみたいんですが、雛はまだデリケートなのでNGだそうで残念・・・。でもペンギンの雛を生で、しかも間近で拝むことができてこれまた感激でした。
すっかり満喫して3時過ぎ、水族館を後にする。いや~良かった(^0^)。
長崎駅前に戻り、一息ブレイク。名物ぶたまん(1個60円)を2つ食べる。なんてことはないミニサイズ肉まんなのだが、年中この値段で売ってるところがいい。関東では夏場はまず売ってないですからね。
そして日が暮れるまでの時間を市内観光に当てる。浜口町方面へ移動し「平和公園」「爆心地跡」を回り平和記念像を拝む。
そして日も暮れ夕食タイム。賑橋へ移動し、ラーメン「あご屋」を訪れる・・・が、GWでお休みと貼り紙があり閉まってた。残念。因みに「あご」とは九州では「とびうお」の事で、あご屋はその飛魚出汁で有名なお店。楽しみにしてたのにな・・・。
で、今度は一転、思案橋へ移動、「思案橋ラーメン」へ。こちらはしっかり営業してました。なんでも福山正治のイチオシのお店らしい。看板メニューの爆弾ラーメン590円をいただく。
夕飯を済ませ、一路宿泊先へ。一日動き回ったので即就寝。おやすみなさい~
3日目に続く・・・
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